午前10時過ぎ、消防のヘリが阪急電車の窓から見えた。救助要請があったのだろう。
10時30分ごろ、高座谷の手前で消防の方に状況をたずねると、ハイカーの病気での通報らしい。
救助要請されたハイカーの安否は分からないが、(無事であること祈るが)これから蒸し暑い季節になるので、体調が悪い時にはハイキングは慎んだ方がよいだろう。
消防車3台、ヘリ1機、多くの消防士の方が動かれた。垂水の消防車も出動していた。
僕も彼らの手をわずらわせることのないように、気をつけようと思った。
今日は高座谷をつめて、キャッスルに出て、荒地山で遊ぼうと思った。
そして昨日、七曲りの手前で道を尋ねられた黒岩谷西尾根に行こうと思った。
道を聞かれた時、あまりうまい説明ができなかったから少し気になっていた。
岩小屋の上のスラブで少しだけ遊んだけど、荒地山はハイカーが多く、早々に抜けることにした。
黒岩谷西尾根の登り口。昨日はよく思い出せなかった。
何か目印があったことを覚えてはいたが、昨日はそれが何か分からなかった。
道を聞いた女の子はうまく見つけられただろうか・・・
このルートはガレた道が続く。
登りは平気だけど、尾根も痩せて道も滑りやすいので下りはそうとう怖い。
僕は高いところは苦手なので、下りの時は何か所かお尻をついて下りてしまう。
所々面白い岩もあるけど、それをよじ登るということは無いので少し退屈である。
でも下りはそんなことを言ってられないくらい怖く危ない。
どんなルートでも下りの方が難しいけど、道がガレて足元がたよりないので、ここは特別登りと下りの差が激しいと思う。
ロープが張っているところが何か所かあるが登りにも下りにもそれほど役にたつとも思えない。
痩せた尾根が続く。
木陰が多いので涼しい。このルートは人がいない。しかし対向などあると、すれ違うのが怖い場所もある。
今日は途中尾根の中ごろ、下ってくる年輩の男女のパーティーがあった。
たぶん何度もこのルートを下ってられるのだろう、足はしっかりされている。
場所によるがここは下りを先に行ってもらう。ゆっくり行って下さいと声をかけたがお一人がガレを踏み抜きドキッとした。待ってもらってると思うとどうしても焦ってしまう。
急な登りの距離はしれているが、ごく普通に道がガレているので登りにくい。
しかし考えようによってはダラダラと長い登りが続く七曲りよりも楽かもしれない。
どちらにせよあまり山に慣れてない人はきついだろう。
最後のガレ場。
下りでは最初にこのいやな場所にぶち当たる。
登りは本当にたいしたことはないのだけど下りはまずここで気持ちがなえてしまう。
この後もササヤブが続きすぐには一軒茶屋にはつかない。
昨日の女の子がどうしてこのルートを知ったのか分からないのだが、あまりお勧めするルートではない。
特に下りは本当に六甲山の通の方々が利用するルートと思う。
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