ロックガーデン A・B・C

5月14日(土)

芦屋地獄谷~B懸垂尾根跡~キャッスルウォール巻き道~岩梯子~なかみ山~七曲~山頂~七曲~八幡谷

昼寝の邪魔をしてしまった・・・

藤がいっぱい。

今日は普通にいつものルート。

寝不足で少ししんどいので無理せずゆっくり山頂まで。

少し暑いけどとても気持ちよい天気。

荒地の岩小屋の上では猫が昼寝。

僕も八幡谷に下りる前に横池で昼寝。

チビガマたちは手足が生えていた。

5月15日(日)

芦屋地獄谷~A懸垂岩~C懸垂岩~B懸垂岩~B懸尾根跡~芦屋地獄谷

A懸に登るには・・・

はじめてのA懸てっぺん。

C懸てっぺんのケルン

C懸からいつものルートを見ると・・・

C懸下降のロープ。  怖かった・・・

B懸てっぺんへの一枚岩。いつもの間にかロープがかかっていた。

B懸下降の三番目のロープ。工夫されていた。

高座滝に戻ってホッと一息・・・

「ロックガーデンにはいっぱい面白いルートがありますよ。」

先日、地獄谷の広場でマウンテントレーニング中のSHMWのタクさんから聞いた言葉が耳に残っていた。

僕はいつも決まったルートしか行っていない。そのルートが一番面白く、時間的にも健康維持のための運動として、毎週続けられるルートだからだ。

昨日いつものルートはこなしたので今日はロックガーデンで遊んでみることにする。

 

ABC、それぞれの懸垂岩の頂上へはまだ登ったことがない。基本的に高いところが苦手だからだ。

ネットで調べるとそのルートを詳しく紹介したサイトがあった。

ロープが多そうだが登れると判断した。

 

地獄谷からすぐにA懸に向かう。登る途中で三人のハイカーに出会う。ルートを聞かれるが僕も初めてなので分からない。少し探すとロープが見つかった。木の幹と岩をつかむと特にロープは必要ない。しかしロープがあると安心感がある。先ほどの三名のハイカーはかなり弱気になっていたので少し無理かなっと思った。

「ルートはありましたが、すこしきついので自分で判断して下さい。」上の方から呼びかけた。自分が普段通り、よく知っているルートならフォローできるがここは無理だ。

心配だったので、てっぺんから下りてから、また同じところを登ってみたがすでに三人のハイカーはいないようだった。登ってきたルートを下りたのだろう。

 

C懸に向かう。ここは初めて登る。二つのゴルジェの間の尾根を登る。砂がザラザラで登りにくい。

てっぺんに着くとケルンが積んでいる。ここからはA懸からB懸尾根への尾根が見える。

初めての風景だ。

下りはロープが張っているがたいそう怖かった。今から思うと臆病なので下手な下り方をしたと思う。また今度練習しようと思う。

B懸へのルートが分からなかったので地図を確認して、ストレートウォークで西の尾根を登ると見慣れた尾根に出る。

B懸の一枚岩は何度か登ったことがある。一度ボーイスカウトで子どもたちを登らせたが下りられなくなり困ったものだ。その時は裏から無理やり下りた。今日はその上のてっぺんまで登った。ここも展望がいい。万物相に登るルートが見える。

下りはまたロープ。三本あるうちの最後が途中で切れている。輪っかが作ってあり工夫されている。いつも思うけどどの場所でもロープをかける人は本当にすごい!

ロープなので切れることもあると思い、いつもはあまり使わないようにしているが今日はないと下りれない。それにロープがあるとないとでは安心感が違う。

 

ABCを登り下りし、行きと同じ地獄谷を下る。

途中の滝でロープを張り、下りている年配のハイカーに会う。いつもはこんなところでロープはいらないのにと思うが、今日は「ロープを知っていたら便利ですね。」っと声をかける。「安全ですからね。」っと答えられる。

 

二段の滝を下りると小学生を連れた家族、とても若いお母さんともうひとりの女性は町で見るような普通の黒いタイツ姿。このルートもよく知っているみたい。お父さんもしっかりしていてるようなので挨拶をして別れる。

 

ロックガーデンや地獄谷は、ルートによっては秘境といえると思うけど、町に近いだけあって、いろいろなハイカーがいる。ヘルメットとロープの人もいればTシャツとタイツの女のひと。

どのハイカーも、無事に楽しめますように・・・